【実施報告】あーすぷらざ川崎市中原市民館 フィールドワーク(ご来館見学)受入

実施日時:2019年9月27日(金) 10:00~12:10
会  場:あーすぷらざ 1F 中会議室 / 2F 情報フォーラム・映像ライブラリー 等
参加者:9名(中原市民館 保育ボランティア講座 受講生 および 市民館ご担当者)
実施内容(プログラム):「外国とつながる子どもと関わるにあたって」
① あーすぷらざの機能、外国人教育相談窓口の開設背景・相談事例
②外国につながる子ども達との接し方、中国の子育て ~経験談、参考になる資料~

講師:

多文化共生・情報課 外国人教育相談担当職員    木村智子
外国人教育相談サポーター(中国語)        周惠雪    以上2名

【当日の様子】

中原市民館保育ボランティア講座受講生で、日本語学習者のお子さんの保育ボランティアをされているみなさんや、その活動にご関心のある方を対象に、あーすぷらざでのフィールドワークを行いました。

今回のフィールドワークを通して、「あーすぷらざ」と、「あーすぷらざ外国人教育相談」の機能について知っていただくことができました。

また、外国につながるお子さんや保護者と関わる上でのポイントを共に考え、参考になる資料等をお伝えしました。中国出身の教育相談サポーターより、保護者としての体験談や、中国語での子どもへの言葉がけをご紹介し、みなさんで一緒に中国語で「きらきら星」を歌いました。
台湾出身の周サポーターからの、「先入観を持たず、心をからっぽにして相談者の話を聞く。相談者が焦っている時こそ、こちらは落ち着いて、共感しつつ、“いつ日本に来たか”など話しやすいことから少しずつ確認していく。」「人は完ぺきではないので、自分一人で抱え込まず、色んな人の視点を加えながらサポートする」とのメッセージに共感された方も多いご様子でした。

講座を通し、あーすぷらざ外国人教育相談の活用方法を知り、外国につながるお子さんや保護者の方との関わり方を共に考えたり、具体的なアクティビティを体験したりする良い機会となりました。

【講座後に寄せられた声】
・こんな素晴らしい施設があると聞いて、とても興味があったので、ゆっくり施設が見られて良かったです。身近なところでは、英語・中国語・ハングルくらいしか聞いたことがありませんでしたが、ポルトガル語やタガログ語等、幅広い多言語まで支援しているところがすごいと思いました。
・「きらきら星」の中国語や、一級棒(イチバン)という言葉、発音が日本語と同じだったり、日本語からできた言葉などもあり、中国語に親しみがわきました。
・進学や学習に関する資料もたくさんあって、サポートする側も恵まれていると思いました。

あーすぷらざでは、多文化共生等をテーマとしたフィールドワーク(ご来館見学受入)を実施しています。
これからも、地域の日本語学習や保育ボランティアの方等を対象としたフィールドワーク継続し、外国につながる子どもたちへの教育を共に考えていく機会をつくっていきたいと考えています。

ご希望の方は、下記担当までお問い合わせください。
■多文化共生 フィールドワーク
045-896-2896 ( 9:00~17:00/祝日除く月曜休館 )/ tabunka@earthplaza.jp

また、あーすぷらざ外国人教育相談の詳細につきましては、以下のページからご覧いただけます。
https://www.earthplaza.jp/ep/forum/foreign_education/index.html