【実施報告】第5回外国籍県民相談等に関する研修会

1. 目 的:
相談対応の向上等を含めた相談業務に必要なスキルの習得のため
2. 日 時:
2022年 3月4日(金)18:00~20:00
3. 開催形式:
オンライン形式(ZOOM)での開催
4. 対 象:
神奈川県内各市区町村の外国人相談窓口担当、国際交流協会、
国際交流ラウンジ、NPO、教育関係者、市民団体、支援団体等
5.参加者:
26名(講師・あーすぷらざ職員4名含む)
6.講 師:
(公社)日本消費生活アドバイザー・コンサルタント・
相談員協会 早野 木の美氏
7.テーマ:
「ネット・SNSでの消費者トラブル」
~相談者がまず知っておくこと~
8.内 容:
(講義)早野 木の美氏 90分(途中休憩10分)
(質疑応答)15分
9.成 果:
今年度5回目の外国籍県民相談等に関する研修会は、「ネット・SNSでの消費者トラブル」と題して、(公社)日本消費生活アドバイザー・コンサルタント・相談員協会の早野 木の美氏を講師に迎え、消費トラブル相談の際に気を付けるべき事や、現在の悪質商法の現状、その対策方法について学ぶ機会として、オンライン形式での研修会を実施しました。
講義では、コロナ禍での悪質商法の実態、悪質商法の被害に遭わない対策、遭った場合の相談窓口や活用できる制度等について衣・食・住・インターネットと4つの視点からお話しいただきました。今回の講義の特徴として、事前に参加者から頂いた質問を講義の中で取上げていただくことで、参加者にとって日々の相談対応に役立つ情報を得る機会となりました。また、当窓口ではクレジットカード関連の相談が消費者トラブルの中で最も多いことから、クレジットカードのトラブルの事例紹介や使用上の注意点などについても説明いただきました。
悪質商法のトラブルへの対策としては、調停制度を知らない人が多いと講師の話から、クーリングオフ制度、かながわ中央消費生活センターの紹介、簡易裁判所での民事調停等の説明をしていただきました。参加者からは、「なんとなく知っているだけのことをきちんと整理することができた」「消費者センターの範囲を超えたケースの調停、訴訟についての説明が良かったです」などのご意見をいただきました。
ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。アンケート結果も含めて、今後もよりよい研修会の場を設けたいと考えております。どうぞよろしくお願いいたします。