あーすぷらざ 多文化共生講座 横浜市立港中学校 国際交流部(MICC)フィールドワーク 実施報告

実施日時:2019年6月29日(土) 10:00 ~ 11:30
場所:地球市民かながわプラザ(あーすぷらざ)1階 多目的室、2階 情報フォーラム、映像ライブラリー
参加者:横浜市立港中学校国際交流部(MICC)1年生~3年生 7名、顧問 今田荒太先生 計8名

実施内容(プログラム):
(1)あーすぷらざ / 神奈川県に暮らす外国人について      
(2)言葉がわからない体験ワークショップ「読めないお知らせ」  
(3)外国につながる同級生について              
(4)あーすぷらざの相談窓口紹介:教育相談、一般・法律相談 
(5)情報フォーラム(外国人教育相談窓口含む)・映像ライブラリー見学

【当日の様子】

横浜市立港中学校 国際交流部(MICC)の皆さんがあーすぶらざにご来館くださり、情報フォーラムと映像ライブラリーでフィールドワークを実施しました。
国際交流部では、これまでに世界の遊びや料理に取り組んでいるそうで、中学校のクラスメイトにも、中国をはじめ外国につながる生徒さんが多くいるとのことです。

講座では、神奈川県で暮らす外国人や、外国につながる子どもたちについてのお話、あーすぷらざ外国人教育相談窓口、外国籍県民相談(一般相談・法律相談)の概要、言葉がわからない体験ワークショップ「読めないお知らせ」を行いました。

その後、2F情報フォーラムと映像ライブラリーを見学し、日本の学校に入る際に必要な知識の多言語資料、学校からのお知らせ等の多言語翻訳、日本語教材、日本語と外国語のマッチング絵本などをご紹介しました。当教育相談窓口のコーディネーターおよび言語サポーターへの質問タイムも設け、相談を受けていて良かったことや、外国語を学んだ経験についてお話をしました。

【参加生徒の声】
・外国籍の人たちが困っていることは、進学などの自分にも関係があることを初めて知った。
・外国語を学び、周りにいる外国人の助けになれたらいいなと思います。
・あーすぷらざの外国人支援の具体的な活動や、神奈川県内にいる外国人数、その外国人の出身地、外国人が実際に困っていること、いまどんな状況におかれているのかなど、たくさんのことを知る事ができました。
・外国の言葉が、こんなにも分からないんだと感じました。意外にもブラジルの人が日本に来ていることも初めて知った。
・指差し会話帳や、外国語で書かれた学校の手引きが印象に残りました。

これからもあーすぷらざでは、今回のフィールドワークのように学校との連携を増やし、児童・生徒・学生の皆さん、留学生、担当の先生方等と、共に多文化共生を考える機会を作っていきたいと考えています。