天野尚写真展 未来へ残すべき美しい自然

2018年01月20日(土)〜2018年03月25日(日)

天野尚写真展 未来へ残すべき美しい自然

日本各地、そして世界各地で美しい自然の風景を写真に撮り続けてきた写真家・天野あまの たかしは、自らの写真に芸術性だけでなく、高い記録性を追求し、最大で8×20インチ(約20×50cm)の超大判カラーリバーサルフィルムを用いた「生態風景写真」を確立しました。天野が撮影した生態風景写真には、自然の生態系を構成する木や草の葉一枚一枚までが克明かつ精彩に描写され、そこに生息する動物の息吹や空気感までが記録されています。そこまで自然の記録にこだわり続けてきた背景には、環境破壊や自然災害などによって美しい自然が急速に失われていることへの危機感がありました。天野 尚がその生涯をかけて未来に残そうとした美しい自然の姿を、臨場感あふれる写真でぜひ体感してください。

写真家/水景クリエーター 天野尚プロフィール

1954年、新潟県新潟市(旧巻町)生まれ。1970年代に訪れたアフリカ・ケニアを皮切りに、アマゾン、東南アジア、西アフリカの世界三大熱帯雨林で大判フィルムによる撮影を行ってきた。それと並行して故郷である新潟県内をはじめ、奥入瀬渓流から屋久島まで日本各地の美しい自然を生態風景写真として撮影。その作品は世界的に高く評価されており、2008年にはG8北海道洞爺湖サミットの会場に佐渡原始杉を捉えた生態風景写真の特大パネル2点が展示され、当時の福田康夫首相より各国首脳に日本を代表する自然として紹介された。2015年8月永眠。享年62。

ギャラリートーク

2018年2月4日(日)、3月10日(土) いずれも13:00~14:00
天野尚撮影同行スタッフによる作品解説などを行います。
会場:写真展会場内 参加無料

日時2018年1月20日(土)~3月25日(日) 10:00~17:00 ※祝日除く月曜休館
場所あーすぷらざ3階 企画展示室
入場料無料
主催神奈川県立地球市民かながわプラザ(あーすぷらざ) (指定管理者:公益社団法人青年海外協力協会)
協力株式会社アクアデザインアマノ
TEL045-896-2121
E-mailgakushu■earthplaza.jp(■を@に変更ください)

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