ブランカとギター弾き

2020年01月19日(日)

ブランカとギター弾き

映画『ブランカとギター弾き』

音楽が胸にしみる良作。舞台は、フィリピンのマニラ。出演者のほとんどを路上でキャステングしたという作品ながら、観る者をひきつけ、ヴェネツィア国際映画祭2015では2冠(マジック・ランタン賞とソッリーゾ・ディベルソ賞)を獲得した作品。

原題:BLANKA
監督:長谷井宏紀(はせいこうき)
(ドラマ/2015年/77分/BD/タガログ語音声・日本語字幕)

◆ストーリー
“お⺟さんをお⾦で買う”ことを思いついた孤児の少⼥ブランカは、盲⽬のギター弾きピーターと出会う。ブランカはピーターから、得意な歌でお⾦を稼ぐことを教わる。レストランで歌う仕事を得たブランカの計画は順調に運ぶように⾒えたが…。フィリピン民謡「カリノサ」が、胸にしみる良作。

◆おすすめポイント
日本人初!ヴェネツィア・ビエンナーレ&ヴェネツィア国際映画祭の全額出資を得て製作された、日本人監督・長谷井宏紀(はせいこうき)による心温まる佳作です。本作は、各国の映画祭で数多くのグランプリを獲得し、ヴェネツィア国際映画祭2015では、マジックランタン賞(*)と、ジャーナリストから贈られるソッリーゾ・ディベルソ賞と2冠を得ています。
写真家としても活動してきた監督が捉えた、ロケ地フィリピンのカラフルな街並みと、そこに暮らす人々のエネルギーに満ち溢れた映像は必⾒です。出演者のほとんどを路上でキャスティングし、YouTubeの歌姫としてフィリピン国内外で人気を集めていた主演サイデル・ガブテロは、演技初挑戦ながら、その美しい歌声と演技⼒で観る者を強く惹きつけます。

*ヴェネツィア国際映画祭の全作品が対象の、若者から贈られる賞で、過去にチャン・イーモウ監督作『あの⼦を探して』、ダーレン・アロノフスキー監督作『レスラー』、エミール・クストリッツァ監督『⿊猫・白猫』など、錚々たる作品が受賞しています。

日時2020年1月19日(日) ①10:00~ ②13:00~ ③16:00~ ※各回30分前開場
場所あーすぷらざ5階 映像ホール
入場料大人 400円、小中学生 100円
定員各回当日先着120名 ※定員に達した場合、入場はできませんので、あらかじめご了承ください
主催神奈川県立地球市民かながわプラザ(指定管理者:公益社団法人青年海外協力協会)
TEL045-896-2121
E-mailgakushu■earthplaza.jp(■を@に変更してください)

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