【実施報告】2017年11月30日「第4回 外国籍県民相談等に関する研修会」

■ 日 時:平成29年11月30日(木) 18:00~20:30
■ 場 所:かながわ県民センター 305会議室
■ 対 象:神奈川県内 外国人相談窓口関係者ならびに外国人支援活動団体等
■ 参加者:43名(相談員5名、あーすぷらざ 多文化共生・情報課 職員4名 含む)
■ 講 師:神奈川県行政書士会 国際部副部長 下川原 孝司氏
■ テーマ:「行政書士による在留資格の基本知識と多様な事例」
■ 内 容:
(1) 在留資格の基本
(2) グループワーク~相談事例をもとに

 

当日写真

■ 当日の様子:

今回の研修会は、特に外国籍支援の現場で活躍されている参加者が多く、理由として

「在留資格について一部は知っていても体系的に知る機会がなかった」

「自分の理解を再認識したい、足りない部分を補いたい」

「業務に関連する知識について詳しく聞きたかった」というように、日頃の業務の中で感じる必要性から、参加につながったと思われます。

そのような中、まず初めに、在留資格に関するクイズを行いました。基本的なものからよく相談のある在留資格の期間や種類の変更といったものから、難民認定申請や呼び寄せといった難しいケース等に基づいた問題であり、それぞれ制度や条件等について具体的な説明を加えながら解説していただきました。

「わかりそうで、分からない問題だった」

「既知の情報もあったが、自分が誤って理解している点がわかった」等、知識の再確認となっただけでなく、情報収集の良い機会になったと同時に、在留資格についての体系的な説明と同時に、講師自身の経験や運用面からのお話や、入管で明文化されていないことについての情報提供等があったことで、参加者の日頃の疑問や不安が解消されたのではないでしょうか。

続いて「行政書士が取り扱う実務の例」として講師が取り扱ったケースをもとに、どのように申請手続きを行っていくのかをお話いただきました。参加者の皆さんは実際に申請の手続きを行うわけではありませんが、条件や過程だけでなく、入管から疑われる部分やそれに対する証明や説明するべきポイントや揃えるべき資料等を知れたことで、外国籍の方が相談に訪れた際の説明や対応がより具体的にできるようになったのではないかと思います。

後半の事例検討では、結婚に伴う在留資格への切り替え、難民認定申請者の特定活動から就労系の在留資格への変更、別居・離婚による在留資格継続の可能性、親の呼び寄せ等、講師がかつて失敗した例をもとに事例を作成している為、知識の確認だけでなく、懸念すべき点・注意するべき点についても併せて考えることができました。

「相談者に在留資格の事について、はっきり正確に説明できる」

「仕事に直結することが多いので、大変参考になる」といった感想をいただいたように、今回の研修が、講師の経験に基づいた豊富な事例と具体的な知識や情報提供であり、参加者の日々の業務に活かされるものであったことが伺える。

最後に、難民認定は難しくて理解できない、別のケースを検討してみたい、もっと聞いてみたい、継続して第2弾を希望するといったご意見が多かった為、今後も在留資格について定期的かつ具体的な研修を企画していきたいと思います。

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